物議を醸すKickストリーマーのスニーコ(Sneako)が、4月14日(火)にマンハッタンで生配信中に見知らぬ男に殴られ、さらに催涙スプレーを顔に浴びるという暴行被害に遭った。27歳のニューヨーク出身である彼はダウンタウンで配信中、突然男に接近されパンチを受け、倒れかけたところに催涙剤を噴射された。配信後には欠けた歯を見せながらも「問題ない」と強がり、今回の件は「仕組まれたものだ」と主張。攻撃者を特定できた者に1,000ドルの懸賞金を提供すると宣言した。 スニーコは被害から1時間以内に再びカメラの前に登場し、「攻撃があまりにも統制されていてランダムな出来事とは思えない」と説明した。彼のファンは暴力行為を一斉に非難する一方で、批判的な立場の人々は、スニーコ自身が過激な発言や挑発的なコンテンツを繰り返してきたことがこうした対立を招いていると指摘している。 今回が初めてのトラブルというわけでもない。4月上旬にもユニオン・スクエア近くで、撮影を嫌がる男性と口論になる一幕があり、配信と撮影の同意をめぐって緊張した場面が生中継された。スニーコはルイ・サルー(Louis Theroux)のNetflixドキュメンタリーで「マノスフィア(男性至上主義的なオンラインコミュニティ)」の一人として取り上げられて以降、ニューヨーク市内での存在感がさらに増している。 スニーコはヘイトスピーチや誤情報の拡散を理由にYouTube・Twitch・その他主要プラットフォームすべてからBANされているが、Kickを拠点として毎日8時間以上の配信を続けており、過激でフィルターなしのコンテンツを求める視聴者から熱烈な支持を集めている。女性や特定の宗教・民族への問題発言で批判を浴びながらも、若い男性を中心とした影響力は衰えを見せない。本人はその種の発言を「風刺」だと主張しているが、カメラを意識していない場面では同じ主張をそのまま本気で繰り返す様子が度々確認されている。 4月15日時点では逮捕者はなく、警察による容疑者の特定も進んでいない。