マイケル・ジャクソン伝記映画『Michael』が米国での劇場公開を控え、クエストラヴ(Questlove)から高い評価を受けた。アントワン・フクアが監督を務めた同作について、クエストラヴはインスタグラムで「スペクタクルを取り払い、人間らしさを見せてくれる」とコメント。当初は懐疑的だったというが、映画を見ることで考えが変わったという。 同作はジャクソン5の時代から「Bad」時代のソロ活動までを描いている。ジャファル・ジャクソンがマイケルを演じるほか、ケット・グラハムがダイアナ・ロス、マイルス・テラーがジョン・ブランカ、コルマン・ディアゴがジョー・ジャクソン、ニア・ロングがキャサリン・ジャクソン、ケンドリック・サンプソンがクインシー・ジョーンズを演じている。 クエストラヴは初回視聴時には分析的かつ批判的な姿勢を取っていたと認めており、キャリアのタイムラインの矛盾点などを指摘するメモを取っていた。しかし映画の感情的なコア部分に触れることで、その態度は変わったという。彼は「1984年以降、私たちの多くが忘れていた側面が描かれている。当初は『年号が違う』『その曲はまだ出ていない』『そのジャケットは…まで着ていなかった』とメモを取っていたが、最終的には武器を下ろした。なぜなら彼らは全てのソウルを捉え、彼に人間らしさを取り戻したからだ」と述べた。 クエストラヴは映画を何度も見直す意思を示しており、その感情的な響きが歴史的な不正確さを上回ると確信していることが伺える。彼は「この映画は真の道が単なるグラインディングではなく、自分が知っていることを知ることだと示している。それを現実にチャンネルするものだ。Earth, Wind & Fireのドキュメンタリーに向けた完璧なセットアップであり、『葛藤』から『顕現』への転換を示している。何度も見に行く」と締めくくった。