バージニア州で民主党が支援する再区画化案が投票で承認され、新しい区画図では民主党有利な議席が10対1の有利となる見通しだ。この勝利は、トランプ前大統領の政権復帰後、民主党が有権者に対して積極的に対抗する姿勢を示す動きとなっている。 テキサス州を含む共和党主導の再区画化に対抗する形で、民主党はカリフォルニア州とバージニア州で独自の再区画化案を推し進めた。バージニア州の投票は4月21日(火曜日)に行われ、有権者は憲法改正案を承認。しかし、共和党は逆転を狙い既に法的異議を唱えている。 トランプ大統領は投票結果を「不正」だと主張し、ソーシャルメディアに大文字で投稿した。一方、州の歴史的背景として、2001年にバージニア州共和党に再区画化により議席を奪われた黒人女性のL・ルイーズ・ルーカス(L. Louise Lucas)州上院議員がいる。 ルーカス議員は今年2月、テキサス州での共和党の再区画化に対する報復を誓い、SNS上で「お前たちが始めた、そして俺たちが終わらせた」とコメント。今回のバージニア州の勝利は、彼女の言葉が現実となったことを意味している。 オバマ前大統領は、民主党の勝利をX上で支持し、「共和党は中間選挙を有利に進めようとしているが、まだ成功していない。民主主義のために立ち上がり、反撃する姿勢を見せてくれてありがとう」とコメントした。