デビー・ハリー(Debbie Harry)は1974年にブロンディ(Blondie)を結成し、翌年から女優としてのキャリアをスタートさせた。デイヴィッド・クローネンバーグ監督の『ビデオドローム』、ジョン・ウォーターズ監督の『ヘアスプレー』、ジェームス・マンゴールド監督の『ヘヴィ』など多くの映画に出演してきた。劇場公開映画での最後の出演から10年以上が経っているが、このたび新作映画『マイトレーヤ』で彼女の母親役を演じることで、大画面への復帰を果たす。 『マイトレーヤ』はコメディ映画で、『ポートランディア』の共同制作者ジョナサン・クリセルが監督し、サミュエル・D・ハンターが脚本を手がける。映画の主人公はパメラ・アンダーソン(Pamela Anderson)が演じるマイトレーヤで、ニューエイジ・ヒーリングコミュニティの新進気鋭のスター。インドでの会議に向かおうとしているなか、疎遠になっていた妹モニカから父親が危篤だという連絡を受ける。しかしマイトレーヤは父親のもとに留まる代わりに、母親バーバラ(ハリー)を含む家族全員を会議に連れていくことを決め、ニューエイジの治癒理論を実践に移す一方で、次の著書の題材をこっそり集めるという設定。 2022年、ブロンディは初期6枚のスタジオアルバムのリマスター版、別テイク、デモ音源を集めたボックスセット『アゲインスト・ザ・オッズ:1974-1982』をリリースした。数年後、彼らの名盤『パラレル・ラインズ』は米国議会図書館のナショナル・レコーディング・レジストリーに登録され、歴史を代表する音として保存されることになった。