Ice Cubeが2024年7月に撮影された楽曲「Ego」のミュージックビデオの撮影に雇われたクルー6人から訴訟を起こされている。クルーメンバーらは撮影終了後に給与を受け取っていないと主張しており、カリフォルニア州法では娯楽業界の労働者は撮影終了時に即座に給与を支払わなければならないと規定されている。 スチーディカムオペレーターのアデショーラ・アディグン(Adeshola Adigun)ら6人のクルーメンバーは2024年8月に訴訟を提起した。数ヶ月にわたり裁判所で審理が進む中、Ice Cubeの法務チームは尋問への回答が実際の質問に答えていないと原告側は主張している。 2026年2月、ブロック・ハモンド判事(Judge Brock Hammond)はクルーの懲罰的制裁(デフォルト判決につながる可能性のある)申し立てを審査した。ハモンド判事はIce Cubeの回答のほとんどが法廷規則に技術的に準拠していると判断したため、デフォルト判決を認めなかった。しかし、不十分な回答を修正し、証拠開示プロセスで玉虫色の対応をやめるよう命じた。 クルーはカリフォルニア州の娯楽給与法違反、待機時間ペナルティー、明細付き給与明細書要件違反、契約違反を主張している。Ice Cubeの弁護側はIce Cube本人が雇用主ではなく、Video God LLCとディレクターのガブリエル・ハート(Gabriel Hart)がその責任を負うと主張している。しかしカリフォルニア州の裁判所は、書類上の記載よりも仕事をコントロールし採用決定を下す者が誰であるかが責任を決定する際により重要だと一貫して判断している。