2012年のこの日、グラミー賞受賞ラッパーのキラー・マイク(Big Mike / Killer Mike)がウィリアムズ・ストリート・レコーズから5枚目のフルスタジオ・アルバム『R.A.P. Music』(「Rebellious African People's Music」の頭文字)をリリースした。本作はDJ EL-Pの単独プロデュースで、エル-Pとマイクの初のコラボレーション・プロジェクトとなり、後のデュオ「Run The Jewels」の結成につながった。 12曲から構成される本作は政治色が強く、政治・社会経済的なテーマを扱うことで、マイクは社会的メッセージ性のあるラッパーとして認識されるようになり、地元ジョージア州での政治活動への道も開かれた。「Reagan」などの楽曲は、イラン・コントラ事件に関与していると疑われていた元アメリカ大統領ロナルド・レーガンへの批判である。同事件は大量のコカインをアメリカにもたらし、インナーシティに「クラック」を蔓延させた。2012年のNPRでの『R.A.P. Music』プロモーション時に、マイクはロナルド・レーガンについて次のように述べている:「ロナルド・レーガンは俳優だった。最初はセールスマンで、だから人々は彼を自然と信頼した。彼は話すときに魔法を紡ぐ方法を理解していて、それは我々エンターテイナーがすることだ。だからジェイ-Zがあなたにリーボックを買えと言ったら、それはもっと大きな意味を持つ。ロナルド・レーガンはかつて世界で最高のセールスマンだった。レーガンは政治的な党や、自分たちの議題を押し進める利益を持つ人々に利用されたと思う。」 アルバムは批評家から高く評価され、Complex、Rolling Stone、Time Magazineなど多くの音楽・文化メディアから高い評価を受けた。 ゲスト出演にはUGKのBun B、同じアトランタのT.I.、Emily Panic、そしてアルバムのプロデューサーであるエル-Pが「Butane Champion's Anthem」で参加している。 マイク・レンダー、エル-P、そしてこのヒップホップ史上の重要な作品に貢献したすべてのアーティストに敬意を表する。