Ye(カニエ・ウェストとして知られる)のタンパ公演が月末に二公演行われる予定だが、音楽を超えた議論が広がっている。6月26日と28日にRaymond James Stadiumでの公演が予定され、数千人の来場が見込まれる。支持者の期待が高まる一方で、政治指導者や市民団体、地元コミュニティのメンバーから公演中止を求める反対の声が強まっている。フロリダ州の有力政治家にはリック・スコット上院議員やアシュリー・ムーディー司法長官が公演中止を訴え、彼の反ユダヤ主義的発言や最近の論争が理由とされている。タンパ市のユダヤ人組織も抗議運動を組織し、公的施設での公演は適切でないと主張している。Raymond James Stadiumを監督するTampa Sports Authorityは公演中止の要請を拒否し、表現の自由を理由に停止はできないとしつつ、反ユダヤ主義・あらゆる形の憎悪を否定している。今回の状況は、今年のフロリダ州で最も注目されるエンターテインメントイベントのひとつとなっている。音楽とYeのステージ復帰に焦点を当てる向きもある一方で、公共会場の責任や言論の自由の限界といったテーマの議論を引き起こしている。公演日が近づく中、議論は止む様子を見せていない。