1999年、この日にミシー・エリオットはセカンド・スタジオ・アルバム『Da Real World』をThe Goldmind/Elektraレーベルからリリースした。多くのトゥンバランドを手掛けたプロデュースに、ミシー自身も関与し、デビュー作よりも荒くストリート寄りのトーンを採用。性的な含意や巧みな言葉遊び、地下のスラングが散りばめられ、後に大衆ポップカルチャーへと広まっていく。セカンド・スランプを懸念したミシーは当初『She’s A Bitch』と題していたが、商業的な魅力を広げるため『Da Real World』へ変更。結果としてダブル・プラチナムのヒット作となった。本作の代表的なシングルには、誇張的なリリックが特徴の“All In My Grill”、Eve/Nas/Lil’ Moをフィーチャーした情熱的なリミックス“Hot Boyz”、そして元のタイトル曲“She's A Bitch”が挙げられる。ヒップホップ史における大胆で未来志向の章を刻んだミシー・エリオットとティンバランドに敬意を表する。