ロサンゼルスの連邦裁判所で、ラッパーRBXが提起したスポティファイのボット運用訴訟が棄却された。裁判官ジョセフィン・スタントンは、RBXがスポティファイの現在のストリーミング偽造対策に正当性がある理由を覆す証拠が不足していると判断した。訴訟はアーティスト保護義務の不履行とカリフォルニア州の不正競争法違反を主張したが、RBX側の義務履行の主張は不十分とされた。訴状は特定の1アーティスト、ドレイクの不正ストリーミングを過度に強調しているとの指摘もあった。ドレイクは訴因として名指しされておらず、アルゴリズム上の不正流通の例として挙げられているだけだと説明された。RBX側は裁判所が定めた期間内に訴状を修正して提出する予定で、スポティファイ側はコメントを求められている。なお、ドレイクは2024年にスポティファイとユニバーサル・ミュージック・グループを相手取って訴訟を起こし、ケンドリック・ラマーの「Not Like Us」の違法なストリーム増加を主張している。現在はUMGに対する別訴訟の再開を目指している。