デトロイト出身のラッパー、オールスター・Jr(Allstar Jr)が、ヒューストンでNBAベン10(NBA Ben 10)が銃撃された事件の直後にもかかわらず、ベン10およびJプリンス・Jr(J Prince Jr.)へのトローリングを止めるつもりがないと表明した。4月14日、オールスター・Jrはポストプラットフォームの「X」に連投し、批判に対して一歩も引かない姿勢を明確にした。 最初の投稿では「『落ち着け』とか言ってるけど、俺はずっと落ち着いてたぞ。連中が調子こいてた時は誰も何も言わなかったじゃないか。誰かの気持ちが傷ついたとか知ったこっちゃない」と投稿。これは、銃撃事件の余波を受けて自重を求める声への直接的な反論であり、自分のスタンスは一貫していると主張した内容だ。緊張が高まっていた時点では自制を求める声など誰からも上がっていなかったと指摘している。 続く2本目のツイートでは「遊んでたら痛い目見た、今さら『文化』がどうとか問題にすんなよ」と投稿し、批判の矛先をヒップホップのコミュニティ内における偽善へと向けた。彼が問題視しているのは、被害者が誰かによって態度を変えるファンたちの姿勢だ。知名度が高かったり広く支持されているアーティストが被害者になった場合にだけ怒りが増幅されるのはダブルスタンダードだ、というのがオールスター・Jrの主張である。 この一連の発言は、NBAベン10が重篤な状態にあると伝えられる中でのものだったが、オールスター・Jrのトーンはまったく変わらなかった。ストリート的な視点とインターネット時代の挑発を地で行く、率直で謝罪しないスタイルを改めて体現した形だ。また彼の発言は、ラップ文化における説明責任というより大きなテーマにも踏み込んでいる。スタンスを変えることを拒否することで、暴力に対してどう向き合うかをファンや同業者に問いかけている——特にそれがエンターテインメントや仲間への忠誠心と絡み合う場面において。無神経と見るか、加工なしの本音と見るかは立場によって分かれるが、オールスター・Jrの今回の発言は議論を呼び続けており、ヒューストンのラップシーンと関わる人物たちとの摩擦もさらに激化させている。