カーディ・B(Cardi B)が元YouTuberのターシャ・K(Tasha K)を再び法廷に引きずり出す。5月6日にフロリダ州フォートローダーデールの破産裁判所で審問が予定されており、今回カーディ・Bが求めているのは金銭的賠償だけではなく、ターシャ・Kに対して「経済的に痛みを伴う制裁」を科すよう判事に求めるものだ。カーディ・Bの弁護団は、ターシャ・Kが両者の長年の法的争いを終結させるために交わした合意を少なくとも25回にわたって違反したと主張している。 事の発端は2022年に遡る。陪審員はターシャ・Kがカーディ・Bについてオンライン上で虚偽情報を拡散し続けたとして、カーディ・Bに400万ドルの名誉毀損賠償金を認める評決を下した。その後ターシャ・Kは2025年に連邦破産法第11章に基づく破産申請を行い、その和解の一環として、カーディ・Bに5年間で約120万ドルを支払うこと、さらにカーディ・B、その夫オフセット(Offset)、そしてステフォン・ディッグス(Stefon Diggs)について否定的な発言をしないという「非中傷合意」に署名した。 しかしカーディ・Bの弁護団は、ターシャ・Kがその後もSNSやポッドキャスト上で隠語を使ったり、投稿を削除したりしながら巧みに同じ話題を継続させていると指摘。こうした行為を「意図的」かつ「計算された」違反と表現している。弁護団は裁判所に対し、ターシャ・Kが今後ルールを破るたびに金銭的なペナルティが発生する仕組みを導入するよう求めており、加えてあらゆるプラットフォームでカーディ・B、オフセット、ディッグスへの言及を完全に禁じる明確な裁判所命令の発令も要求している。 今回の争いはもはや破産和解計画の履行という次元を超えており、「裁判所命令によってビーフをコンテンツに変えることを実際に止められるのか」という問いへの答えを試される場となっている。判事は、ターシャ・Kが実際に合意に違反したかどうか、そして違反があった場合にどのような制裁が妥当かを判断しなければならない。