ティー・アイ(T.I.)の息子であるキング・ハリス(King Harris)が、先週末にジョージア州での交通検問をきっかけに逮捕された。警察によると、職務質問のために車に近づいた際に銃器が確認されたとして、警官が21歳のハリスに車外へ出るよう指示したが、これを拒否したとして「公務妨害」の容疑がかけられた。さらに、車内から大麻成分(THC)入りのvapeペンが発見されたとして、薬物所持の容疑も追加された。 この逮捕が世間の注目を集めたのは、ハリスがピカチュウの着ぐるみパジャマ(onesie)を着た状態で身柄を拘束されたためだ。数日後に公開されたボディカメラ映像には、捜査中の現場にT.I.が到着し、警官たちに対して息子の解放を訴えようとする場面が映っていた。しかしその努力も実らず、ハリスはそのまま連行・処理された。この映像はWatch Live Bitezなどのメディアによって拡散され、事態がリアルタイムでどのように展開したかを鮮明に伝えている。 逮捕後、ハリス本人はSNS上で一連の出来事についてコメントし、さほど深刻に受け止めていないような軽いトーンで状況をユーモラスに表現した。「東京でいいピカチュウライフを送ってたのにATLに戻ったらロケット団(クソ警察)にマスターボールで捕まえられて一晩ぶち込まれたわ」と、ゴーカートに乗りながらラップする動画とともに投稿。「まあ、ピカチュウがマスターボールに捕まったってことだな」とも続けた。別の投稿では警察批判をより強い言葉で述べ、ある警官の配偶者に向けた挑発的なコメントも含まれていた。 ハリスにとって今回の逮捕は、近年続く法的トラブルの最新件となる。2024年にはガソリンスタンドを出た際にパトカーとほぼ衝突しそうになり、警官がマリファナの臭いを感知したうえ指名手配中であることも判明し、その場で拘束されている。また今回の事件は、ハリスが50セント(50 Cent)との公開対立に踏み込んだ直後でもあり、家族を守る姿勢を示すディストラックを複数リリースしていたタイミングとも重なった。