ドレイク(Drake)の新アルバム『ICEMAN』が今夜またはまもなくドロップされるという噂が、再びインターネット上を駆け巡っている。 ファンにとっては、この繰り返されるフラストレーションは計り知れない。「もうすぐ来る」という投稿がことごとく外れ続け、期待を何度も裏切られてきた経緯があるからだ。一方、ドレイクの批判派も同様に、この偽情報の連続にうんざりしている。彼らとしては、アルバムが早くリリースされて、メディアが他の優れた音楽の話題に移ってほしいと思っているからだ。とはいえ、仮にリリースされれば、それは一年中話題になることは間違いない。2026年において、ヒップホップはもちろん音楽全体で最も期待されているアルバムであることに変わりはない。 そうした背景から、DJ アカデミクス(DJ Akademiks)のようなインフルエンサーたちは、この作品の話題を利用する機会を逃さない。実際に彼は4月15日、「速報:ICEMANが来るぞ…🧊」とツイートした。また、音楽批評家のアンソニー・ファンタノ(Anthony Fantano)、通称「theneedledrop」も、「ドレイクの『ICEMAN』は今後36時間以内にドロップする」との情報を発信している。 ただし、アンソニー・ファンタノはドレイクの熱烈な支持者とは程遠く、むしろ批判的な立場で知られている。彼はアルバムの出来が悪いと判断した場合、動画内で赤いフランネルシャツを着てそれを示すことで有名だ。そのため、彼の発言がアカデミクスへの皮肉やトロールなのか、真剣な情報なのかを見極めることは難しい。 それでも「今夜リリースされるかもしれない」と一部のファンが期待を持つ理由の一つが、ドレイク自身の行動だ。彼はトロント・ラプターズのグローバル・アンバサダーとして、カナダのスコシアバンク・アリーナでのコートサイド席を氷や氷柱で飾ったことが確認された。これはアルバムタイトルへの明白な示唆であり、今週の発表とも時期が重なることから、リリースへの期待感が高まっている。 予測市場プラットフォーム「Kalshi」でも、『ICEMAN』が5月前にリリースされる確率が急上昇しており、長期的な下落傾向を経たあと、現在は37%にまで達している。ただし、5月・6月・7月のリリースの方が可能性が高いと見るユーザーもいる。 ドレイクは一般的に、計画的なアルバムのロールアウト手法を好む傾向がある。一方で、過去には『Care Package』や『If You're Reading This It's Too Late』のようにサプライズリリースを行ったこともある。とはいえ、昨夏にICEMANのライブストリームでロールアウトをすでに開始していることを考えると、いきなりの予告なしドロップというシナリオはやや考えにくいとも言える。現時点では、正確なリリース時期を断言することはいまだ難しい状況だ。