ニューヨーク市警(NYPD)とブルックリン地区検事局が、ブラウンズビルを拠点とする対立ギャング「WOOO」と「CHOO」に対する大規模な取り締まりを実施した。両グループ合わせて計36人のメンバーが、殺人共謀、武器所持共謀をはじめ、殺人、殺人未遂、危険行為、武器所持などの複数の罪で起訴されている。 これらの容疑は、計11人の被害者を出した36件の銃撃事件に端を発する。うち1人は負傷により死亡。また別の1人はゴミを捨てようとしていた最中に被弾するという被害を受けた。NYPD長官のジェシカ・S・ティッシュ(Jessica S. Tisch)は、地域の安全確保に貢献した捜査員たちを称えた。 ブルックリン地区検事局のプレスリリースの中でティッシュ長官は、「本日発表された起訴は、ニューヨーク市内でも最も凶悪な犯罪者たちに対する長期捜査の集大成です。彼らは人命を一切顧みず、あらゆる諍いを銃撃戦に発展させ、長年にわたって地域を恐怖に陥れてきました」と述べた。さらに「NYPDのガン・バイオレンス・サプレッション部門とブルックリン地区検事局のパートナーたちの不断の努力により、ギャングメンバーと数十丁の銃が街頭から排除されました」とも語った。 ブルックリン地区検事のエリック・ゴンザレス(Eric Gonzalez)も声明の中で同様の見解を示した。「今回の一斉摘発は、ブルックリン全域での銃撃・殺人件数を削減するための包括的戦略の一環です。被告らは36件もの銃撃事件に関与し、ブラウンズビルの住民を著しく恐怖に晒したとされています。犯罪の根本的な要因に焦点を当てつつ、地域団体と連携した予防活動にも取り組んだ結果、昨年のブルックリンでは銃犯罪が過去最低水準を記録し、特にブラウンズビルでは大幅な減少が見られ、その傾向は今年も継続しています」と述べた。 被告たちはブルックリン最高裁判所のクレイグ・ウォーカー判事とダニー・チャン判事のもとに出廷し、2件の別々の起訴状に基づいて審理が行われた。罪状には1級・2級・4級の共謀罪および2級殺人罪などが含まれている。