50セント(50 Cent)が、実写映画版『ストリートファイター』でボクサーキャラクターのバルログを演じることが明らかになり、公式トレーラーが公開された。パラマウントとレジェンダリーが4月16日にフッテージを公開し、同日朝のシネマコンでフルトレーラーがお披露目された。本作は2026年10月16日に公開予定だ。 キャストは豪華な顔ぶれが揃っており、ノア・セインティネオがケン・マスターズ、アンドリュー・コジがリュウ、カリーナ・リャンがチュン・リー、ロマン・レインズがアクマ、デヴィッド・ダストマルチャンがM・バイソン、コーディー・ローデスがガイル、ジェイソン・モモアがブランカをそれぞれ担当する。 50セントが演じるバルログは、酒・ギャンブル・女に目がない強欲なアメリカ人ボクサーで、ゲームの世界観ではM・バイソンの専属ボディーガードという役どころだ。50セントはすでに「Power」シリーズや「Power Book II: Ghost」で本格的な演技実績を積んでおり、今回もその経験を活かしたパフォーマンスが期待される。 監督は北尾サクライ(Kitao Sakurai)が務め、80年代のテイストやアーケードゲームのエネルギーを取り込んだ野心的かつ楽しい仕上がりを目指したという。デッドラインによれば、トレーラーはカプコンの名作フランチャイズを大胆にアダプテーションしようとする姿勢が伝わる内容となっている。 ストリートファイターシリーズは1987年の登場以来、文化的な影響力を持ち続けており、全世界で累計5500万本以上を販売、ビデオゲーム史上最高収益フランチャイズのひとつに数えられる。ストーリーはM・バイソンと彼が率いる悪の組織シャドルーが主催する世界格闘トーナメントを中心に展開し、世界各地から集まった多様な格闘家たちが一対一の激闘を繰り広げる。今回の映画版は、そのトーナメントのエネルギーを大勢のアンサンブルキャストで再現し、伝説的なキャラクターたちに命を吹き込む内容だ。 50セントは長年にわたり音楽の枠を超えてエンターテインメント事業を拡大してきており、大型映画プロジェクトへの参加はハリウッドでのレガシー構築に本気であることを示している。ゲームの歴史に刻まれた人気フランチャイズのキャラクターを演じるという今回の挑戦は、彼にとっても新たなフェーズとなりそうだ。本作はIMAX向けに撮影されており、パラマウントとレジェンダリーがこのゲームユニバースの映像化に大規模な投資を行っていることが窺える。10月16日の公開まで約6か月、今年最も期待されるアクション映画のひとつになり得る作品として、ファンの注目が高まっている。