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2026年4月17日 17:37
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·Hot97
ケンドリック・ラマー、家族の悲劇がベイビー・キームとの関係を深めたと語る
ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)は、ニューヨーク・タイムズへの声明で、2015年にいとこベイビー・キーム(Baby Keem)の叔父ジェレルが亡くなったことが、二人の音楽的パートナーシップの始まりになったと明かした。この展開は、ベイビー・キームが最新プロジェクト『Casino』をプロモーション中のインタビューの一環として公開された。
ベイビー・キームは、カジノでの事件に続く叔父の死後、精神的に迷子になっていたと述懐した。葬儀の最中、キームが弔辞を述べている時にラマーは会場でキームの姿を目撃し、これがラマーの若い親戚に対する認識を大きく変えたという。ラマーは声明で「葬儀でのキームのスピーチは、一人の男の成長を見せてくれた」とコメント。「それは私自身が歩んできた現実、そして今の自分を形作った経験を思い出させてくれた。キームが家族全員の悲しみ、そして自分自身の悲しみを背負いながら、叔父の尊厳と名誉を保ち続ける様子を見た」と述べた。
ラマーは葬儀中にキームに対して「別格の尊敬」を感じたと指摘し、若いアーティストが家族を癒しへと導く姿勢に心打たれたという。葬儀から数日後、二人は音楽的に繋がり始め、グラミー賞受賞曲「Family Ties」、「Range Brothers」、「The Hillbillies」など数々のヒット作を生み出した。
しばしばラマーの弟子と見なされてきたベイビー・キームは、いとこからの認められることが血縁関係以上の価値を持つと述べた。ニューヨーク・タイムズに対して、ラマーが自分の作品のファンであることを知ることが「世界で最も自信をくれる」と語った。
これらの発言は、ラマーからの新作を待つファンたちの期待が高まる中でのタイミングとなっている。2026年のアルバムリリース予想が強まっており、これが2024年のドレイク(Drake)との公開的な歌唱対決以来の主要な音楽作品となるという。キームはその期間を「スポーツ」と表現する一方、自分の芸術的進化に焦点を当てており、2015年の叔父の喪失が現在のナラティブ方向性の主な源となっていると述べた。
ラマーとキームが現代ヒップホップの景観に与え続ける影響の中でも、二人の繋がりは2015年の悲劇の共有経験に根ざしている。ラマーは「私たちは単に私たちのリーダーを映す鏡に過ぎない。キームは家族を愛、思いやり、そして癒しの場へと導いた」とコメントした。