リック・ロス(Rick Ross)とフレンチ・モンタナ(French Montana)が5月7日にVerzuzで対戦することが決定した。Apple Musicが生放送を配信し、両アーティストが長年のコラボレーションと相互尊重に基づいて築いた化学反応を活かしながら、それぞれのカタログを披露する。 この対戦が注目を集めるのは、両者が実際に一緒に仕事をしてきた経歴があるため、競争心が自然で強制的でない点にある。Verzuzは2020年のパンデミック中にスウィズ・ビーツとティンバランドによって開始されて以来、ヒップホップのレガシーを証明する最高の舞台となっている。グッチ・メイン(Gucci Mane)とジージー(Jeezy)の対戦では数十年に及ぶ確執を同じステージで埋葬し、2021年のThe LOXとディップセットの対戦ではニューヨークのエネルギーが再現された。 リック・ロスは「Hustlin'」「Aston Martin Music」(ドレイク(Drake)フィーチャリング)「Stay Schemin'」(フレンチとドレイク)などの重量級のカタログを持ち込む。一方、フレンチ・モンタナは「Unforgettable」(スウェ・リー(Swae Lee)フィーチャリング)、「Shot Caller」「No Shopping」(ドレイク)でカウンターしてくる。 最近、ロサンゼルスで行われたタイレスとタンクのVerzuzでは、これらの対戦がいかに急速にカオスへ陥るかが示された。タイレスはパフォーマンスの途中で退場し、トレイ・ソングズとの緊張が高まり、全体がスペクタクルになってしまった。ロスとフレンチには音楽に集中する成熟度と敬意があるが、最初のビートが落ちると自尊心と名誉が支配することが多い。