ヒップホップ史において、1972年5月20日にニューヨーク州ブルックリン生まれのバスタ・ライムス(Busta Rhymes)は、ジャンルを代表する人物の一人として位置づけられている。グラミー賞11度ノミネート経験を持ち、Flipmode Squad のリーダーとして知られる。 バスタのキャリアはチャーリー・ブラウン、Dinco D、カット・モニター・ミロと共に設立した Leaders of the New School で始まり、1990年代初期にパブリック・エネミーのサポート・アクトとして全国的な露出を獲得。チャック・D がNFL の元ワイドレシーバー、ジョージ・バスターから彼の芸名「Busta Rhymes」を名付けた。 ソロ転向前から、ビッグ・ダディ・ケイン、The Notorious B.I.G.(ノトーリアス・B.I.G.)、A Tribe Called Quest、TLC、KRS-One らとのゲスト出演で注目を集め、『Strapped』『Higher Learning』など映画出演でも活躍した。 1995年にリリースされたソロ・デビュー・アルバム『The Coming』は、シングル「Woo Hah!」のヒットにより、ソロ・アーティストとしての地位を確立。その後の『When Disaster Strikes』『Extinction Level Event (Final World Front)』も同様に成功を収めた。 2000年代には、『Total Devastation: The Best of Busta Rhymes』と新作『Genesis』をリリース。ファレル・ウィリアムス(Pharrell)とP・ディディ(P. Diddy)を迎えた「Pass the Courvoisier Part II」は世界中のクラブで聴かれた。 セブンス・スタジオ・アルバム『The Big Bang』は Billboard 200 で初の #1 を獲得し、初週209,000枚を売上。「Touch It」はリミックスが大ヒットし、ラジオ・チャートを制覇した。 2010年代はかつてのピークには及ばないものの、ツアーを継続し業界への影響力は健在。2012年のグラミー・ノミネート・シングル「Look At Now」は夏の話題曲となった。