Aud emars Piguet × Swatch Royal Pop は5月16日のリリース後、ウォッチ界の話題となった。今回、宝飾家の Alex Moss がそのうちの1点を完全に iced out(ダイヤで覆い尽くす)し、今月最も目を引くカスタム腕時計のひとつとして浮上した。Royal Pop はRoyal Oakの八角形シルエットにインスパイアされた Bioceramic のポケットウォッチ8点のコレクションで、腕時計ではなくネックストラップで首に掛けて着用するデザイン。ポケットウォッチ形式は宝飾家にとって自然なキャンバスとなる。ケースはペンダントとして身につけた際に平坦で可視となる。ここで展示される Alex Moss バージョンはピンクのケースと青いダイアルをそのまま残し、ベゼルを周囲の八角フレームに沿って黄ダイヤモンドをセットした。角の部分には AP のボルトが現れる大きめの石が置かれる。元のカラーウェイとダイヤモンドのセッティングの組み合わせは清潔に調和している。Royal Pop はオーデマ ピゲが Royal Oak デザイン言語を自社生産以外で初めてライセンスした記念すべきリリースであり、全体として hype を超えた歴史的意義がある。セキュリティの混雑が世界各地の Swatch ブティック前で観測され、 wristwatch を期待していた群衆はポケットウォッチを手に取ったが、需要は衰えず。Alex Moss が選んだピンクと青のカラーウェイは8点コレクションの中でも視覚的に最も印象的な選択肢のひとつ。蛍光ピンクのケースとターコイズのダイアルのコントラストがダイヤモンドのセッティングを際立たせる背景となっている。黄色のダイヤモンドはこのカラー強調に対して意図的かつ有効な選択。オーデマ ピゲは Royal Pop コラボレーションの売上の全額を、時計製造技術の保存と次世代の才能育成を支援する基金へ寄付した。これにより、すでに大きな注目を集めていたリリースへさらに実質的な重みが加わった。