PhiladelphiaのCity Wineryでのビッグ・ダディ・ケイン公演を体感した筆者の感想。旧世代のヒップホップの現役感を保つライブを評価し、会場の親密さとバンドの生演奏が楽曲を“生きた形”に変えたこと、観客層の多様性、アーティスト自身のパフォーマンスと観客との交流が高く評価されている。ケインは“Set It Off”を披露した際、記録と同じスピードと正確さ、エネルギーを見せつけ、 nostalgia に頼らず何かを証明するように演じた。バンドと背景ボーカルの紹介も創造的で印象的であり、終演後のフォトタイムも気さくでファンを大切にする姿が伝わる。公演は午後6時開始が新鮮で、仕事帰りに世界クラスのショーを楽しめたという。総合評価は10点満点中10点。