ドナルド・J・トランプ大統領が2025年にケネディセンターを掌握してから、ナショナル・シンフォニー・オーケストラ(NSO)の美術顧問を辞任したベン・フォルズが公開レターを発表。以降、同館は公演中止、解雇、内部ドラマを経て、最終的にTrump-Kennedy Centerへと改名される事態となり、連邦裁判所が建物からトランプの名を除去する判決を下した直後には再び動揺が広がった。フォルズはNSOの運命とケネディセンター全体への不安を訴え、「国の交響楽団を支援する大きな市民の励ましの波が必要だが、現状では救済策が見えない」と記す。現在、NSOの来季の公演計画を示す発表はなく、広く他のオーケストラが18カ月前から準備を進めるのに対し、NSOには本拠地すら不確定と見られる状況。二年間の閉館が既に告知されているケネディセンターの状況もあり、危機的な兆候だと指摘する。NSOの基金のような生存手段も、銀行債務に縛られており、政治的独立を回復する裁判所の判決が出た一方で、全面的な回復には長く複雑な道のりがあるとしている。フォルズは記者、寄付者、オーケストラ音楽のファンが将来に影響を与える具体的な方法を示しており、全文レターはここで読める。