プー・シェスティ(Pooh Shiesty)の弁護団が、現在進行中の裁判における重要な事実関係に対して反論を展開している。メンフィス出身のこのラッパーは、グッチ・メイン(Gucci Mane)の誘拐および強盗を主導したとして訴追されており、事件の詳細が徐々に明らかになってきた。 検察側の主張によれば、1017レコーズのCEOであるグッチ・メインが銃を突きつけられた状態でシェスティとの契約解除に関する書類に署名させられたという。さらに、シェスティの仲間たちがグッチ・メインのジュエリーを奪ったとも告発されている。 これに対し、シェスティの弁護士ブラッドフォード・コーエン(Bradford Cohen)は検察の主張の一部を強く否定した。コーエンは、事件当日にシェスティらが事前にステープルズ(Staples)に立ち寄ったという事実については認めつつも、その目的は契約書を印刷するためではなく、レコーディング・セッション用の歌詞を印刷するためだったと説明した。「ステープルズにいたこと自体は問題ではない。彼らはレコーディングスタジオに向かっていたのだ。私のクライアントたちは通常、それぞれの歌詞を印刷してスタジオに持っていく。5人が1曲に参加する場合、各自のパートを印刷して持参するのは普通のことだ」と述べた。 コーエンはさらに、捜査当局が十分な証拠を持っていない可能性を示唆し、起訴の根拠そのものに疑問を呈した。「FBIが、事件当夜に言われたことを全て信じているなら、逮捕まで3か月もかかるはずがない」と指摘し、捜査の信憑性に疑問を投げかけた。