T.I.(本名:クリフォード・J・ハリス)が、2017年にシンク・ミュージック・グループに売却したマスター音源の買い戻しをめぐり、同レーベルを提訴した。 T.I.は2017年の取引で、チャート1位を獲得した『King』『T.I. vs. TIP』『Paper Trail』をシンク・ミュージックに売却。当時の契約では、後年「非常に有利な条件」でマスターを買い戻すオプションが付与されていたとT.I.は主張している。 2024年、T.I.は$300万でマスターを買い戻そうとしたが、レーベルは$5,200万の過剰請求を行ったという。訴訟によると、シンク・ミュージックは計算式に含まれていなかったストリーミング収益や海外収益を追加することで、マスターの価格を「人為的に膨張させた」。 T.I.の代理人ロバート・ジェイコブス氏は、シンク・ミュージックが契約上の定義から逸脱し、「誇張された不正確な収益計算」を導き出したと指摘。2017年の契約締結時点で、ストリーミングが音楽業界の主な成長・収益源であることは周知の事実だったにもかかわらず、レーベルはこの事実を無視して買い戻し価格を膨らませたと述べている。