ファンク音楽の伝説的パイオニアであるジョージ・クリントン(George Clinton)が、P-Funk(Parliament と Funkadelic)の創始者として知られており、ユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)に対して110万ドル以上の凍結ロイヤリティを巡る訴訟を起こした。84歳のクリントンは5月15日、ミシガン州東部地区の連邦地裁に訴状を提出し、UMGが契約違反を犯し、110万ドル以上のロイヤリティを保留していると主張している。 クリントンは、UMGが第三者の著作権紛争を理由にロイヤリティを保留しており、その紛争と無関係な録音も含めて支払いを留保していると述べている。この第三者紛争は、2016年に亡くなったParliament-Funkadelicのキーボード奏者ジョージ・バーナード・ウォレル・ジュニア(George Bernard Worrell Jr.)の遺産相続人に関連している。遺産相続人側は、故人が一部の音源の半分の所有権を持つべきだと主張していた。UMGはその紛争で被告になったが、2023年10月に訴訟から除外された。 クリントンは2025年9月にミシガン州で法的勝利を収め、遺産相続人の主張が著作権法の時効法により時効で却下されるべきだという判決を受けた。しかし、クリントン側は、UMGが依然として紛争に関連した楽曲のロイヤリティを保留していると主張している。訴状では「これはUMGがロイヤリティ契約に基づいてプレイントフ(クリントン)に支払うべき100%のロイヤリティを保留するという決定から生じた、単純な契約違反事件である。その根拠となった第三者訴訟はUMGが当事者ではなく、UMGに対する請求もなく、UMGが負う責任もない。そしてその第三者は既に略式判決で敗訴している」と述べられている。